地域には、人々の営みをキラキラと優しく照らす星があります。そんな星が増え、輝き続ければ、素敵な夜空が地域を優しく見守り続けることができます。ピカピカと光る一番星ではなくても、埼玉県内には小さくても懸命に地域を照らし続ける星がたくさんあります。そのような星を見つけ、つなぎ合わせることにより、地域を明るく照らすネットワークをつくりたい。このプロジェクトはそんな思いからスタートしました。
アキヤジンは「空き家人」そして「空き家 ZINE」を意味します。空き家問題は、全国的な社会問題になっていますが、それぞれの地域が空き家問題を自分事、地域事として捉えて、「自分でできること」、「地域でできること」を行うことが大切です。埼玉県内では、空き家問題に向き合い、その対策を通して、地域の人たちの住環境や地域価値向上に寄与するまちづくり活動が行われています。それらの取り組みは、地道で普段はあまり目立たないものですが、地域を優しく暖かく照らし続けています。これからの社会では、このような取組みが社会的に正しく評価されるべきであり、このような輪を広げていくことが大切だと考えます。
アキヤジンの「ZINE」とは、個人が自由に創作する小冊子のことを意味しており、Magazineの「ZINE」が語源とも言われています。空き家人が取り組む地域のキラキラとした取り組みの情報を、あまり形式ばらずに小冊子のようにまとめて地域の皆さま、そして全国の皆さまにお届けする。それがアキヤジンです。アキヤジンの取り組みを通して、“まちづくりのまち埼玉”の輪を皆さまと一緒に広げていきましょう。
運営団体
ラボたま(地域デザインラボさいたま)
埼玉りそな銀行100%子会社として2021年10月に設立。地域課題解決事業や産業創出事業を主な事業として取組み、埼玉県内の空き家課題解決にも注力。令和5年度国交省空き家モデル事業に4つの事業が採択される等、県内の空き家対策推進に官民連携で取り組んでいる。
一般社団法人 タガヤス
社会課題や地域課題を鍬で丁寧に掘り起こし、種をまき、水をまき、地域をタガヤスことによって、まちづくりの美味しい実を皆でわかちあうそれを一気通貫で行う組織 それがタガヤスです。
地域には、小さいながらも、地域を地道に懸命に耕している鍬がいくつもあります。一つの小さい鍬では、耕せる広がりも深さも限界はありますが、大小様々、いろいろなカタチの鍬が複数集まれば、広く深く地域を丁寧にタガヤスことができます。
私たちタガヤスは、地域の住生活環境の向上や、地域価値向上につながる取り組みを、地道ながらも取り組み続けている事業者や個人のネットワークにより成り立っています。そのような事業者や個人の皆さまを発掘し、情報発信を行い、ネットワーク化することにより、地域を耕し続けることをサポートしていきます。
また、私たちそのものが鍬となり、地域を耕し、まちづくりの実を得る支援を行います。